アウグスティヌス

ペイゲルスはアウグスティヌスが神学の流れを変えたと述べる。政治的バックグラウンドが変化したことによって、福音=人間の自由への探求 から、人間は罪の奴隷であるという考えへ変わった。

アウグスティヌスは、エバはアダムから造られ独立した存在ではなく依存的であると考えていた。
元来女は男と平等に理性的に創造されたが、男のあばら骨から造られたので身体的情念と結びついており、男の補助役として造られていたにも関わらず誘惑者となってしまった。

神は、妻に対し夫が権力を持ち男性支配に「神的認可」を与えた。(241)