レッツラブ香港

香港で初めてレズビアンであることをカミングアウトした映画監督、ヤウ・チン氏の作品、レッツ・ラブ香港の上映会に参加。
きわどいシーンあり、モロなシーンあり、切なくもあり、難解。
メディア・グローバリゼーションという授業のオープンレクチャーだったのだけれど、ジェンダー研究室が主催していた企画でもあった。きっともともとその授業を受講していた人たちはこんな機会でもなければジェンダーだとかセクシュアリティの表象、セクシュアルマイノリティについてなんかも考えなかったのではないかと、思う。

上映の後監督と質疑応答の時間があった。
通訳者がついて、英語と日本語とでやり取りしていたけれど、もともとが英語で開講されている授業だったために帰国子女や留学生らの英語の方が通訳者の英語より上手だったなあという印象が。
通訳をやっていた人は、sexual minorityを性的少数者と訳していたし、blow job をフェラチオ(その通りっちゃあその通りなんだけどさ、一応、普通の授業中だったからね・・・)と訳していたり、挨拶で「ジェンダー研究室の皆さんありがとう」って言ってたのも、抜けてたし、なかなかすごいなと思いました。

仕事をするときは、落ち着いていないといけないな。